生活を整えてリズムが整ったら、気持ちも晴れやかになってきました。
朝7時に起きて、朝飯を食べてから朝日をゆっくり浴びる。
昼間はやる事ないのでテレビを見たりしていましたが、たまに散歩して活動を心掛けました。
相変わらず悲観し、めまいがあり締め付けられるような頭痛はありました。
でももう家族に、師匠に迷惑はかけられない。一刻も早く職場復帰したい。
焦りは禁物なのは百も承知。また迷惑かけたらダメだろ。って葛藤はありましたが、
気持ちがずいぶん上向いてきたことと、自分に合う薬が見つかった事で安心したのもあり、
2015年4月。約2ヶ月の休職期間を経て職場復帰したのです。
*休める環境があるなら私のように絶対焦らないでください。
坊主で70キロになった私を師匠をはじめ職場の方達や患者さんは温かく受け入れてくれました。
復帰しても頭は働かないし、体力ないし。何してんだろ俺。って悲観しましたが、
底抜けに明るい師匠は焦らせる事なく、常に明るく接してくれたのでこちらまで気分が明るくなり助かりました。
うつ状態の時に無理な励ましは負担になりますが、明るい方の存在は気持ちを和らげる。
そこにずいぶんと救われました。
そしてもう一つ。相模原に戻ってやるべきことは、信頼できる医者探し。
一度怒られた先生にもう一度診察と相談をしに横浜へ。相模原からだと通えないから近場の医者を紹介して欲しい。
と伝えたら、成瀬駅にいい先生がいるから紹介すると。そして、紹介状を片手に後日成瀬のメンタルクリニックへ。
患者の話をよく聞いて、薬はなるべく減らしましょうっていう治療方針の、
まるで、くまのプーさんのようなこの先生のもとへ相模原を去る時まで通院したおかげで、
ますます回復していったのです。
次回に続く。