職場から帰宅すると、すぐ風呂に入り、即寝る。
この時は、夜が一番幸せで、朝が一番苦痛でした。うつ症状の典型。
朝起きると少しでも楽になってって欲しい。そんな気持ちで寝床についてました。
しかし、現実は甘くありません。体調は悪化するばかり。ごはんが今度はほぼ食べられない。
日々症状が変わり。、自分ではもうどうすることもできませんでした。
そんな姿を見た師匠は毎日気にかけてくれました。申し訳ない気持ちで自分を責めるばかり。
そんな日が続き、さすがに限界がきて、師匠に涙をこぼしながら休職させてほしいと相談しました。
師匠はまさかこんなになるとは思っていなかったみたいで、いきなり涙を流した私にびっくりしていました。
「しっかり治しておいで。そして、連絡はこまめにちょうだい」
優しい師匠の言葉に甘えて、2015年2月の中旬に休職するために茨城へ帰省を決めました。
帰省したら、実家の母と祖母は変わり果てた息子にビックリ。坊主で顔がこけ、目の下はひどいクマ。
帰省してもなんも変わらない日々。頭は痛い・めまいはする・今度は食欲が止まらない・寝れない。。。
1週間したころ一度師匠に体調が変わらない報告をし、もう師匠の所も解雇になるだろう。
人生おわった。もういいや。毎日ピザポテトを食べ、ご飯も馬鹿みたいに食べ、60キロがみるみる70キロに近づく。
投げやりのスパイラル突入。しかし、そんな私を家族・友人・師匠は優しく見守ってくれたのです。
後ほど書きますが、うつ状態の時には身も心も休まる環境が何より大切です。
家族の優しさと、帰省して3週間後に師匠から来た一通のシンプルなメール。
絶対に復活してやる。そう心に決めていたら運が上向きはじめたのです。
次回に続く。